何を基準に ウッドデッキの木材 を選びますか? 例えば見た目はどうか、気になりますよね。 でも ウリン材やセランガンバツ材 などは、設置してから2年経つと、その区別は専門の職人でも容易につかないくらいまでになるんです。 そこで参考になるのが、実際の設置場所にいってモノを見ることをオススメしますす。 ハードウッド の場合、 イペ材 で有名なのが東京湾の「海ほたる」や新宿の「高島屋」のボードウォークなどです。 セランガンバツ材はお台場の「デックス」という商業施設に行くと木材の材質の状況が分かります。 一戸建て の ウッドデッキ によく見られるのは ウリン材 ですが、このウリン材、なぜか公共工事や商業施設で使われていません。 なぜなのか調べてみると… ウリンは盗伐の問題があるからなんです。 オラウータンの保護の問題などNGO団体から自粛要請もあって、大手住宅メーカーやホームセンターでは敬遠されるようです。 ウリン自体は ウッドデッキ に適した木材なのですが、各輸出国の方針に従うのみのようです。 イペ材も同じような状況なのですが…。 参考まで… さらに、人工木材なども気になりますよね。 人工木は、まだ実績が浅いんです。 4,5年程度で、人工木材のタイプも色々あります。 最近、住宅施設にも使用され始めていますが、見た目は一見木質を感じます。 ですが、材料は プラスチックの人工物 です。 耐久性が良く、ささくれも、変色もほとんど起きない木材とは、どんな木材なのか? 残念ながらそのような木材は天然木材にはありません。 現状は 人工木材 が最強なのです。