木造住宅「シャーウッド」は独自の集成材と金物工法を採用しています。 シャーウッドの構造と耐震性について、他社の木造ハウスメーカーと比較してもそれは歴然と感じることができます。 例えば、積水ハウスのシャーウッド構造で使用される構造部材は、いわゆる集成材ですが、その集成材は、北欧のホワイトウッド、スプルス(スプルース)というマツ科の木材を十分に乾燥させたものを使用していて、一定の強度が確保できるように貼り合わせ構造の木材となっています。 このホワイトウッド集成材を、いわゆる特殊な金物工法で結合させて建てていく構造なのです。 なぜ積水ハウスシャーウッドの木造集成材が強いかというと、大きく分けて二つあります。 一つ目は集成材の断面をできるだけ削り取らないように工夫されている…ということです。 しかも、構造強度を損なわないよう工夫もされています。 通常、無垢材の場合、乾燥の過程でひび割れが生じたり、品質も一定になりづらいもの。 シャーウッドの集成材は、厳選された北欧産のスプルス(スプルース)材を積水ハウス専用機械でプレカットしているので、そのような問題がそもそも発生しないのです。 通常の木材、集成材を使うハウスメーカーでは、外部に製造加工を委託するのですが、これを積水ハウスは自社工場でプレカットしているので、木造の断面をより大きく加工できるわけです。 さらに二つ目の理由に柱や梁の接合部分に特徴があるということです。 接合は、いわゆる金物工法ですが、積水ハウスシャーウッドの金物工法は他のハウスメーカーにはないもので、金物で柱や梁を組み合わせる際に簡単に緊結できる手法を取り入れています。 そのため、柱と基礎の間には土台部分がありません。 金物が住宅基礎に直接仕込まれていて、柱材を組み合わせて造っていく仕組みです。 土台がないと強度的にどうなの…そう勘違いされている方も多いかもしれませんが、実はその反対。 一般的な木造軸組工法より強度のばらつきがなくなり、高い耐震性が実現できるのです。 こういうことが、シャーウッド木造構造が強いと言われる所以なんだと思います。 >積水ハウスの標準仕様が密かにバージョンアップされているって本当!?