積水ハウスシャーウッドの平屋建てシリーズの中で、一番注目したいのが「縁の家」です。 なぜなのか、説明します。 平屋建ての家で重要なのは、間取りと構造です。 これは切っても切れない関係なのですが、平屋の間取りの場合、通常の2階一戸建てのように柱の位置や壁のことを考える必要がありません。 だから、間取り計画は構造計画といっても言い過ぎじゃないくらいなんです。 もっと言ってしまえば、平屋建ては平面が美しければ、実際に建てられる住宅構造も美しいと言えるのです。 積水ハウスシャーウッドの「縁の家」は、土間を活用した内部構造の美しさにあります。 シャーウッド構造自体、平屋建てに力強く美しい骨組みを形成することができますし、その構造の美しさは、当然、家全体の美しさにつながってきます。 「縁の家」の特徴の一つとして、長い屋根の軒にあります。 「縁の家」は、その屋根の美しさを長い屋根の軒で演出していますので、平屋建ての外観が一層美しく見えるようになってくるんです。 また、内装に凝ったり、あらわし梁をあえて見せたりすることで、平屋建ての内部空間がとても豊かになって、その豊かさが外部空間にも繋がっていくように見えます。 それが屋根の軒が長いことに特徴です。 最近の平屋建ては内部空間だは豊かですが、外部空間は貧弱な感じがします。 本当の建物の豊かさというのは、内部空間の豊かさが外部空間にもつながっている… そう言う感じがすると思うのです。 積水ハウスシャーウッドの「縁の家」は内部空間と外部空間をうまく繋いてくれる… そんな何とも言えない良い関係をつくってくれるように思います。 >平屋を建てる際に重要な通風への配慮とは…