大手ハウスメーカーとの価格交渉の中で、建築価格をいかに安く抑えるかは、やはり最大の課題だと思います。 地元の工務店であれば、付き合いの関係や近郊の住まいという理由から、住宅価格をより安くして貰えたり、たくさんの値引きも期待できます。 しかし、大手ハウスメーカーとなるとそうはいきません。 積水ハウスの値引きに関しては、一般的に5%程度が最も多い印象ですが、積水ハウスシャーウッドとなると、事例を聞くことはあまりないの実情です。 我が家の積水ハウスシャーウッドの値引率は、家本体価格、屋外給排水工事、照明工事、カーテン工事、住宅性能申請費、ガス工事を対象額とした7%の値引きでした。 とはいえ、ネット上では10%にも及ぶ値引きをしてもらった… そんな報告もありますがあまり信憑性のないような気がします。 ただ、積水ハウスシャーウッドだけに限らず、大和ハウス、セキスイハイム、ヘーベルハウス、住友林業などの多くの大手ハウスメーカーとの価格値引き交渉の経験で、強く感じることがあります。 それはお客さんの対応次第で価格交渉がうまくいく… ということです。 例えば、価格交渉の場で「積水ハウスさんしか考えていません…」といった猛アピールをお客さん側からしても、当然ながら大きな値引き額の提示は期待できません。 やはり、複数のハウスメーカーを競合させること… これが一番だと思います。 ただ、そこにはコツがあります。 それは本命のハウスメーカーを決めておくということです。 住宅購入や家づくりは、ほとんどの方が一生に一度の大きな買い物です。 妥協すれば、一生後悔します。 ですから、値引き交渉をする際は、たとえ積水ハウスシャーウッドと決めていたとしても営業担当者にその手の内を見せるべきではないと思います。 他と競合しているハウスメーカーとの価格交渉も交えて進めながら、ハウスメーカー同士の値引き交渉になるように持ち込む… これが後悔しない値引き交渉の方法だと思います。