「お金のこと」で特に優先してもらいたい5つのポイント、そして最も重要な1つのことがあります。 まずは次の5つポイントから。 ・買うか買わないか? ・いくらの家を買うか? ・いくらのローンを組むか? ・何年で返済するか? ・金利は固定か変動か? では、1つずつ確認しましょう。 家やマンションを買うか、それとも買わないか。 この意味は賃貸と持ち家のどちらを選ぶか…、ということ。 また、これが意味することは、いつ購入するのタイミングのことでもあります。 収入、頭金の有無、転勤、相続など、判断材料には様々な要素がありますが、ここが一番のキモ、重要なところ、人生の分かれ道です。 家やマンションは一度買ってしまえば売却するか自己破綻でもしない限り、ほとんど人は住宅ローンからは逃れらないのです。 いくらの家を買うか… 購入予算によって、住宅ローンの借り入れ額や貯金から頭金にまわすべき金額は大きく変わります。 基本的なことですが、住宅ローンの利息も考慮すると総支払い額の差は住宅やマンションの価格以上の差になります。 いくらのローンを組むか… 頭金や親族からの援助によって、ローンの借り入れ額は大きく変わります。 さらに同じ価格の家を購入しても、人によって毎月の返済額は全く違うのです。 不景気なご時世ですから将来の収入は不安定です。 でも5年後も10年後も住宅ローンの返済は確実にやってきます。 安定して返せる額は人それぞれですが、いくらの住宅ローンを組むかは慎重に見極める必要がありますい。 何年で住宅ローンを返済すか、返せるか… 住宅ローンの借り入れ額が同じでも、返済期間が20年か30年かで、毎月の返済額は大きく変わります。 もちろん短期間で返済をすれば、利息負担は減らせますが、毎月の返済額は増えます。 短期で借り入れた方が適用される金利は低くなりますから、その見極めが一つの判断です。 固定金利か変動金利か… 固定金利と変動金利の違いは、ざっくりに説明すると将来金利が変わるかどうかです。 固定金利はその名の通り固定期間が終了するまでずっと金利は変わりません。 毎月の返済額もずっと変わりません。 一方で、変動金利はその反対です。 金利が変わります。 でもたいてい...