積水ハウスの鉄骨や木造シャーウッドの見積書を見る場合、とても見やすいですよね、 そう思われる方は多いはず。 なぜか… それは見積内訳書の項目ごとに細かい単価が明記されているからなのです。 建具、クロス、床材、システムキッチン、バスユニットなどいろいろなものが、 一式計上ではなく、○円/㎡、○円/個、○円/枚であったり、そういう表現だからです。 これを見れば、どんな材料がどれだけ必要なのかが、よくわかります。 例えば、瓦や外壁材… 瓦にもいろんなグレードがあるし、外壁材にもピンからキリまであります。 積水ハウスの見積書は、その数量のチェックができるように明記されています。 ですから、この見積書を有効に利用して、 さらに建築に要する坪単価を下げたい場合は、まず営業マンから出される見積書、 これを十分吟味することが大切なのです。 でも、注意して下さい。 ローコストを考えるあまり、建材のグレードを落としすぎると、 せっかく積水ハウスシャーウッドで建てる一戸建てが品祖になります。 例えば、断熱材は冬場を考えると、高断熱仕様が必要でしょうし、 躯体は外壁材や瓦からの重量を支える重要部分ですから、木造量を 減らすべきじゃありません。 それは、鉄骨の場合でも同じことです。 ローコストをあまりに重視しすぎると、 思いもよらない家の弱点部分が生じてきます。 でも、積水ハウスの設計担当の場合、おそらくそのような仕様を提案してこないでしょうけど… 一生の住まいです。 せっかく高価な買い物をするのですから、 しっかりと考えてから、家の仕様を決めていくことをオススメします。 家は車のように、すぐに買い替えるものではない… つまり、家は建ったあとが大事なのですから。 坪単価や建築費用の安さにつられて、仕様を決めることだけは考え直した方がいい、 積水ハウスシャーウッドで建てた我が家の実経験から、そう思うのです。