火災保険 には、 補償内容 の他に考えなければいけないことがあります。 それが「 特約 」です。 この 特約 をちゃんと理解する必要があるのです。 特約 の内容として大切なのが、「費用保険金」と「 地震保険 」です。 これらの特約について、大まかな内容を説明しますね。 まず費用保険金です。 費用保険金とは事故によって発生した損害額の他に所経費などを補うための特約です。 特に臨時費用保険金は保険金が支払われる際に保険金額に上乗せして支払われる特約なのです。 この保険金を受け取る金額は保険会社によって割合が違います。 でも、概ね損害額(保険金額)の10%か30%で、100~300万円を限度に支払われる特約です。 実はこの費用保険金、受け取る金額が大きくなるケースが多い。 だから、保険料も場合によっては変わりますので、入る前には十分な検討が必要なのです。 次に 地震保険 です。 東日本大震災では、この地震保険が大きく注目されましたよね。 地震保険は地震や、噴火、津波等により発生した損害を補償します。 よく勘違いされやすいのですが、これは火災保険の中では補償されません。 もし地震保険から保険金が支払われるときは、火災保険が支払われません。 その反対の場合もそうです。 ですから、火災保険に加入していても、地震保険に加入していなければ地震保険金は受け取ることができない。 そういうことです。 このことを理解されていない方々が非常に多いのです。 地震保険は火災保険の内容を吟味して、そして保険料とのバランスを判断することが重要です。 そのバランスをみて地震保険に入るかどうかを検討することをおススメします。