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11月 13, 2011の投稿を表示しています

積水ハウスの気密性はどれくらなの?

住宅の 気密性 は、家の 快適性 を大きく左右します。 大手ハウスメーカーの中には、 気密性 はそれほど重要ではない… そういうふうに説明する営業マンもいますが、それはまったく違います。 「次世代省エネルギー基準」という言葉をご存じですか? これ1999年に告示された住宅の省エネルギー性能の公的基準のことです。 断熱性 を表す「熱損失係数(Q値)」や「熱貫流率(K値)」、気密性を示す「相当すき間面積(C値)」といった数値基準で家の 断熱性・気密性 を表します。 このC値がスキマ値です。 つまり、この値が小さければ小さいほど気密性が高い… そういうことが言えるのです。 では、 積水ハウス の標準仕様で、C値は一体どれくらいなのでしょう? 積水ハウス の気密性C値は2.4です。 木造の シャーウッド も同程度… 実はこの値、ハウスメーカーでは、中レベルなのです。 C値が最も小さいハウスメーカーは、一条工務店やスウェーデンハウスなどのハイグレード仕様です、0.6~1.0くらいです。 ミサワホームなどのように、床、壁、天井の断熱材の種類や厚みなどの仕様について、地域ごとにきめ細かく対応した仕様を設定し、高い性能を実現しているハウスメーカーもあります。 ただし、積水ハウスの窓は、断熱複合サッシと遮熱複層ガラスが標準、また断熱材は品質の高いロックウールなので、一般的な住宅よりは断熱性の方がより高い… そのような評価です。 積水ハウスのC値2.4のあくまで標準です。 省エネ基準をクリアするレベルですが、気密性が特に優れている! というわけではないのです。