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9月 5, 2010の投稿を表示しています

子育ての空間に一工夫

子供には発達段階がありますよね。 それぞれの発達期に応じて、家の中で子どもの居所はどんどん広がっていきます。 乳児の頃は親のすぐ近くにいますが、やがて親の気配を感じられる距離で一人遊びをしたり、 一人で宿題をしたり、友達とゲームをしたり… このように家の中で子供はどんどん居どころを広げていくのです。 例えばソファの上、ダイニングテーブルの下、キッチンの隅っこ、階段の踊り場… 大人から見ると、「なんでそんなとこ?」というような場所でも、子どもにとっては住み心地がよかったりするんですよ。 積水ハウスの営業マンから、間取りづくりをする中で「重層ゾーニング」っていう間取りの説明を受けたことがあります。 いくつかの空間にほんの少し高低差をつける間取りで、子供と親の空間に程よい距離感を持たせる「重層ゾーニング」というものです。 これで家族が集まる新しい空間づくりをすることができる、ということでした。 例えばリビングとキッチンの床に少し段差を付ける。 緩やかな段々畑のようなイメージでしょうか。 こうすることで床のレベルが違い、心理的には別の空間にいるように感じられのだとか。 つまり、そばに親の気配を感じることができるので、幼児でも安心して一人遊びができるし、 成長した子供にとっては、間仕切りがなくても自分の空間と意識できるそうです。 ぜひ、間取りづくりの参考にしてくださいね。

吹き抜けの空間

大きな大空間をもたせる吹き抜けは、積水ハウスシャーウッドの強靭な梁だからこそできる技です。 我が家の吹き抜けは、積水ハウスの設計マンが言ったとおり「通風」「採光」がうまく工夫・表現できるように仕上がりました。 言い過ぎかもしれませんが、「家族が一緒に集う一体感」「暖かみ」さえ感じられます。 間取りは1階中央の上に2階の廊下があり、その下にキッチン、ダイニングがあるイメージです。 その一体感は何ともいえない感じなのです。 ホッとするといった感じでしょうか。 せっかく建てる自分だけの家、もなさんの家にも何か特徴をつけることで、きっといい空間が出来あがりと思います。 そこに新しい空間が生まれることは確かです。

ホッとする家の間取り

積水ハウスシャーウッドで間取りプランを考えてた時、しばしば思ってたことがあります。 「帰りたくなる家ってどんな家だろう?」 「帰るとホッとする家って…?」 しかし、積水ハウスの設計マンと間取りプランを何度も練るうちに何となく分かったんです。 それはつまり、自分が好きな空間に囲まれていれば、それで幸せな気分になれるんだな… ということです。 リビングでもキッチンでも書斎でも、その場所はどこでもいいんですよね。 人によって違うし。 積水ハウスの設計マンに「ホッとするような家の間取りを考えてください。」と言ったことがありますが、 その際に設計マンが言った一言で印象に残っている言葉があるんです。 人がホッとできる空間にはあるキーワードがあって、それは「採光」と「通風」の工夫なのだとか…。 「採光」と「通風」の工夫を上手く実現できる間取りは「吹き抜け」だから、リビングに吹き抜けを取り入れるといいですよ! って言われたんです。 それが我が家の間取りに大きな吹き抜けを設けた理由だったのですが、 これって「正解」でした。 確かに、「ホッとできる雰囲気」を我が家の吹き抜けはかもし出しているような気がします。

洗濯ラクチンで時短家事

家事をラクするための間取りづくり、次は「洗濯」です。 今や洗濯干しは室内派が半数超って知ってました? 洗濯は間取りの導線が良くないととても不便を感じますよね。 小さい子供や育ちざかりの子供がいたらなおさらです。 もし洗濯機のある洗濯スペースと物干しスペースが離れていたりしたら大変! 特に一戸建ての場合、洗濯機が1階で物干しはベランダのある2階へ…、洗濯するたびに上がったり下がったり何往復もするのはかなりきつい作業です。 また、最近は共働きも多く働く女性も増加しています。 時短のための家事って魅力的ですよね。 そんな背景から夜に洗濯して室内干しするケースが多いのです。 でもスペースが足りないので、リビングや廊下などに仕方なく干しているという現実もあるようです。 積水ハウスは、リビングなどに干す場合でも「洗濯物がはみ出ない間取り設計」や「室内干しを前提に通風性などを考慮した間取り設計」を提案してくれます。 でもどうしても室内干しは乾きにくいし、長時間干すと部屋に湿気がこもったりする問題があります。 そこで活用するのが「吹き抜け」です。 間取りの中に吹き抜けを設け、そこに室内干しするとしっかり洗濯物が乾燥できるんですよ。 特に吹き抜け窓があると自然の原理で室内空気が上へと換気排出されるので、室内干しの効率をさらに高めるのです。 また、さらに「洗濯」の家事ラクを助ける間取りとして、洗濯室スペースを広めに確保することをオススメします。 これはつるして干した洗濯衣類をそのまま収納するためです。 洗濯→干す→取り込む→収納を一か所でまとめてできるようにするんです。 つまり、「洗濯専用室」みたいなものでしょうか。 ちなみに我が家が設けた洗濯室の広さは1坪くらい。 もちろん洗濯、干し、収納が一連でできるようになってます。 これは便利です。 でも脱衣室も兼ねているのでチョット狭く、もう少し広くとっとけば… と後悔してます。 みなさんどうですか? 一戸建てを建てる際は、「洗濯」の動線をイメージしながら、「洗濯」の家事効率が向上できるように間取りづくりを検討してくださいね。

キッチン中心の間取りづくり

一戸建ての間取りを考える場合、「家事ラク住宅」は女性にとって最重要課題ですよね! 不況による共働き急増を背景に、働き出す主婦たちが増加しています。 だから、主婦たちの平日は夜の1~2時間程度しか家事ができず、山のようにたまった家事はせっかくの週末を潰して… などの悩みが多いのではないでしょうか。 そんな生活を送っていると「毎日の家事を減らしてくれる家」ってとても魅力的ですよね。 こうした社会情勢の中、最近はハウスメーカも間取り提案をする際に、主婦の家事を助ける間取りづくりに力を注いでいるようです。 ではどのようにすれば家事ラク住宅ができるのか紹介します。 主婦を悩ます3大家事は「炊事」「洗濯」「掃除」ですよね。 「炊事」つまり、「キッチン」を中心に考えるのです。 その次に「キッチン」「リビング」「浴室」の導線に配慮した間取りを考えます。 具体的に言うと、リビングとキッチンを兼ねた「リビングキッチン」をつくることで家事の動線の効率化し、さらに浴室とリビングキッチンとのラインを同じ軸にすることで、家事が飛躍的にラクになる間取りになるのです。 その他の重点ポイントをご紹介すると… ○水周り設備の掃除や手入れが簡単であること。 ○キッチンの収納が手の届くところにあること。 ○キッチンに最新設備を採用すること。(できれば) ○家族が家事を手伝ってくれるようなキッチンであること。 ○料理の配膳が簡単にできること。 などでしょうか。 このようなポイントに配慮して間取りづくりをすると、家事導線も兼ね備えたいい間取りができますよ。 そして、ご主人や子供たちの手伝いを引き出しやすいキッチンの動線になります。 何度も繰り返して言いますが、やはり家事のしやすさを一番左右するのは「キッチン」です。

間取りづくり

間取りを考える時、子供が成長していく時期(特に子育て時期)ばかりを焦点にあてて間取りづくりをしていませんか? 子どもが成長した時に使い勝手が悪かったり、子供とのコミュニケーションが取りづらい間取りになっていませんか? 子供は成長していきます。 ですから、子供が小さい時だけのことを考えるんじゃなく、子供が成長した後もいろいろな面で魅力を感じることができる間取りを考えること…それが重要なんです。 そんな間取りづくりで一番大切な場所があります。 それは「リビング」です。 リビングは家族のほどよい空間を造り出すスペースであり、家族が自然と集まるスペースです。 そしてリビングは家族が集う大切な空間ですよね。 つまり「リビング」は子供が大きくなっても家族とコミュニケーションがとれる場所でなくてはなりません。 例えばリビングに「リビング階段」や「オープンキッチン・アイランドキッチン」などを設けたい場合、子供の成長過程を踏まえた長所・短所を知っておきましょう。 子どもが小さいうちは、オープンキッチンでお母さんと一緒に食事の準備をしたりします。 また、お母さんにとってはキッチンから子供が遊んでいる様子が見える方がいいですよね。さらに、子供はリビングで宿題をしたりするかもしれません。 でも子供が大きくなると、食事のあとにテレビを見たり、すぐに2階の自分の部屋に行って雑誌を読んだり、パソコンに向かうこともあるでしょう。 リビングを考えるとき、その間取りのポイントは、家族が時間を共有できるような空間をつくること…です。 共有できる空間とは、より大きな空間を作り出すことなのです! 大きな空間…と考えると敷地の大きさや周辺環境の条件によって、なかなか空間がとれないですよね。 ここでいう大きな空間とは、単に広い面積ではありません。 ほどよい距離間をつくる工夫のことなのです。 具体的にいうと、 例えば… ・吹抜けを設けて、開放感を高める工夫 ・勾配屋根を利用することで、天井を高くする工夫 ・ダイニングテーブルやリビングの床の種類を変えたり、一段下げたりして変化をもたらす工夫 ・テラスを設けて、内と外との一体感を感じるさせる工夫 ・1階の天井高を高くして、2階の天井高を低くする工夫 ・ガラス、窓、開口部の設置場所の工夫

更に隠された坪単価のマジック

さて、坪単価の更に隠されたマジックはどこにあるのでしょう? 基本的に坪単価に延床面積(坪数)をかけると、その住宅の本体価格がでますよね。 坪単価50万円であれば、50万円×40坪=2000万円となり 坪単価60万円であれば、60万円×40坪=2400万円となるわけです。 これは坪単価が高ければ出来上がる住宅も価格の高いものとなるのです。 では、実際に次のようなケースはどうでしょう。 設備、仕様がほぼ同じで延床面積が異なる場合のケースです。 Aホームで建てる住宅   本体価格3000万円、延床面積200平方メートル(約60坪)⇒坪単価約50万円  Bハウスで建てる住宅   本体価格2500万円、延床面積150平方メートル(約45坪)⇒坪単価約55.5万円 おわかりですか? Aホームの坪単価は約50万円ですが、Bハウスの坪単価は約55.5万円です。 本来なら、坪単価の安いAホームの方が本体価格が安くなるイメージですが、実際は坪単価の高いBホームの方が本体価格が安く建てらてますよね。 これはBハウスの方が延べ床面積が小さいからなのです。 つまり延べ床面積が小さければ、坪単価は高くなる傾向下があるんです。 なぜ、小さい住宅のほうが割高になるか? それは1軒に必要な住宅設備、キッチンや浴室、洗面台、トイレ、玄関ドアなどが関係してきます。 注目すべきところは、延床面積に関係なく1軒の家に必要な設備の数ってあまり変わらないということです。 延べ床面積が増えたからといって、キッチンをもう一つ入れますか? 浴室を2箇所つくりますか? 逆に延べ床面積が減ったからといって、設備機器を減らしますか? ということです。 2世帯住宅でもない限りそのようなことはしないでしょう。 このように住宅の設備機器にかかるコストは、坪単価や本体価格に大きく影響してくるのです。 テレビCMや新聞チラシなどでよく見かけるビックリするような安い坪単価は、こんなカラクリマジックがあるのです。 ちなみに積水ハウスシャーウッドの場合はどうでしょう? 私の経験上、積水ハウスの鉄骨・木造の営業マンと交渉しましたが、「坪単価○○万円からです…」という言い方をする方は一人もいませんでしたね…。