積水ハウスシャーウッドのような大手ハウスメーカーとの家づくりでは、まずはじめに基本的な家づくりのための計画づくりから始まります。
この計画期間は積水ハウス以外のダイワハウス、へーベルハウス、住友林業のような大手ハウスメーカーによって異なりますが、およそ1~2ヶ月間程度です。
我が家が積水ハウスシャーウッドの一戸建てを建てる際は、まずこの家づくりのための基本的な計画づくりからでした。
では、家づくりの計画って一体どのようなものかというと、つまりハウスメーカーに希望と予算を伝えて、家づくりプランの打ち合わせをするということです。
この計画づくりの期間は、工務店や建築家と比較してもハウスメーカーの方がだんぜん短くできますし、これは大きなメリットだと思います。
同じ工法であれば、地元の工務店やデザイン重視の建築家、建築設計事務所などにプランを作ってもらうよりも、ハウスメーカーの方が圧倒的に短い期間で家づくりの計画が作ってもらえるということです。
一般的に家づくりの計画の開始から入居までの期間は、約9ヶ月位です。
我が家の積水ハウスシャーウッドはもっと早く、約7ヶ月でした。
計画プランの提案は、そのメーカーによって無料で行われる場合と有料の場合とがありますが、積水ハウスの場合は、見積もり経費の中に含まれています。
計画プランの打合せは、営業担当者と設計担当者、インテリアコーディネーターなどの有資格者と一緒になって行うケースがほとんです。
ここで重要なのは、この打合せの際にどういうことが可能でどういうことが不可能か…、また、家づくりの工法などで心配なことや何か疑問があれば、その都度、設計担当者に聞くことです。
なぜなら、各ハウスメーカーには、各メーカー独自の工法を持っています。
積水ハウスシャーウッドでいうと、シャーウッド工法というオリジナルな工法です。
この工法の特徴が、家づくりのプランの自由度に大きく影響します。
つまり、全く同じ希望を伝えても、「A社では大空間のリビングがとれるが、B社では柱が必要…」といったことが生じるからです。
ですから、家づくりの計画づくりの際には、単に間取りだけを決めるのではなく、各ハウスメーカーの工法の特徴を理解することも重要なことです。
我が家が建てた積水ハウスシャーウッドもそうでしたが、計画づくりのプラン作成段階では、ついついプランの完成度だけに目を奪われがちとなります。
でも、工法、標準仕様もバランスよく検討して、そのハウスメーカーとの相性を見極めることも重要だと思います。
希望をバランスよくかなえてくれるハウスメーカーはどこか…
そんな視点を持って検討を進めることがお勧めです。