高気密・高断熱の住宅が増えている今では、断熱性を高めた玄関ドアもたくさん商品化されています。
そんな断熱ドアの多くは、内側に断熱材を充填して挟み込んだものです。
その表面は鋼板を使用してつくられた構造がほとんどで、ガラス部分は複層ガラスになっています。
高気密で高断熱の玄関ドアを選ぶ方法としてポイントがいくつかあります。
それはドアと開口部の納まり具合と掃除のしやすさです。
ほとんどの玄関ドアは窓に断熱サッシが用いられていて、家全体の結露を防いだり、省エネルギー効果を得ることが可能です。
気密性はドア枠と戸あたりの気密性が重要です。
ですから使われているパッキンなど付属品の品質がとても大切なのです。
品質には十分注意して下さいね。
また、掃除がラクにできる素材選びも重要です。
汚れたらすぐに拭き取ることができ、そして玄関ドア下の戸当たりに溜まりやすいホコリや砂などが、すぐに取り除かれる玄関ドアかどうか…などがポイントです。
遮音性や雨の浸入を抑える工夫などにについても、玄関ドアでチェックしておきたい部分の一つです。
また、大きな玄関ドアは重厚感があり人気ですよね。
でも意外に重さがあり、家族に幼いお子さんや高齢の方がいらっしゃる場合は、開閉が楽に行えないこともあります。
特に、買い物の荷物を持ったまま開閉できるかなど、日々の動きを思い出しながら、実際にショールームで動かして確認してみることをおすすめします。
幼いお子さんがいる場合には、手や指を挟みにくいような工夫がされているかどうかなども気をつけたいポイントですよね。