施主支給という方法でシステムキッチンの商品を選択する場合、ぜひとも知っておきたいことがあります。
いや、怠ってはいけないことです。
それは商品仕様の最終確認。
システムキッチンの工事スケジュールには、大きな流れとしてつぎのようなものがあります。
1)発注前に、システムキッチンメーカーの組立スタッフと積水ハウスの担当責任者との事前調整。
主にの現場調査と商品確認です。
2)積水ハウスの担当責任者の承諾
この承諾後、初めてシステムキッチンメーカーの組立スタッフが商品を発注します。
3)組立前の工事施工
大工工事、水道工事、ガス工事、電気工事などの工事を完了しておきます。
4)メーカー組立スタッフがシステムキッチンを組立
5)積水ハウスがつなぎ込み工事を施工
システムキッチンと水道、ガス、電気のつなぎ込みと関連工事の完了、そして作動確認を行います。
これが施主支給システムキッチンの大まかな工事スケジュールです。
しかも、一般的にはシステムキッチンの商品選択から施主支給するまで、結構かかるもの。
約2ヶ月から、長くて半年かかることもあります。
このように長期間にわたるので、必ず仕様の変更が伴います。
ですから発注する前に、一部でも変更があった場合はシステムキッチン仕様の最終確認が必要です。
しかも、その確認はメーカーショールーム担当者と積水ハウスとの双方で確認をとる必要があるのです。
何故なら、メーカーショールームで最終決定した見積書が、最終発注書じゃない…
これを防ぐために大切な最終確認です。