積水ハウスシャーウッドの外壁材、ベルバーンが新しい工場で生産されるようになりました。
この新しいラインが稼働することで、陶板外壁ベルバーンの能力が2.5倍になるのだとか…
この生産ラインで、「ベルバーン」の製造工程はかなり省人化され、しかも品質の確保が向上できるようになりました。
この外壁材ベルバーンは高級木造ブランド・シャーウッドの販売拡大を狙ったものです。
つまり、陶板外壁ベルバーンが人気があり、積水ハウスは生産能力を上げて、販売拡大をしたというわけです。
なぜ人気なのでしょうか?
それは陶板外壁ベルバーンが陶製の外壁材だからです。
ベルバーンは耐火性れんがで、大手の黒崎播磨(北九州市)しか製作できません。
粘土などの素材にうわぐすりをかけて、約1100度の高温で焼き固める…
強度や耐水、耐火性に優れていて、しかも焼き物ならではの風合いがでます。
この風合いが人気の1つだからです。
さらに、メンテナンスフリーを考慮すると、陶板外壁ベルバーンは一戸建てにもっともふさわしい外壁材です。
なぜなら、水分を吸収しにくい磁器質やせっ器質は、耐候性、耐久性、耐火性に優れています。
だから汚れがつきにくく、色落ちや劣化の心配がほとんどないからです。
メンテナンスがほとんど必要ありません。
これが最大の魅力なのですが、問題もあります。
現時点でコスト的にいうと若干高めだということです。
外壁材は、雨で洗い流す防汚機能を持つとても重要なもの…
一般的な新築一戸建ての外壁材には、サイディング材が使われることがほとんどです。
でも、積水ハウスシャーウッドの陶板外壁ベルバーンは、一般的なサイディングよりも高いメンテナンス性や魅力的な風合いを得られることを考えると、ベルバーンを外壁材として選ぶ価値はあると思います。