積水ハウスが行う定期点検について、具体的な内容を紹介します。
3ヶ月点検とは…
新築を引き渡されてから初めて実施されるものです。
この点検は住み始めて気付いた疑問や問題点などのチェックが主な内容です。
12ヶ月点検とは…
四季を通じて住んでみて、初めて気付いた疑問や問題点をチェックします。
24ヶ月点検とは…
24ヶ月点検ともなると、さまざまな不具合が生じやすいものですが、そんな不具合の有無をチェックします。
10年目点検とは…
積水ハウスの新築を引き渡されて迎える10年目に実施される点検で、無料保証点検としてはこれが最後の点検となります。
10年目点検でどのような点検を実際にするのかというと、主なものは構造躯体や防水などのものです。
現在、住宅品質確保促進法(品確法)というものがあり、積水ハウスなどの住宅メーカーでは、すべての新築住宅に対して、10年の瑕疵担保責任が義務づけられています。
これはつまり不具合があった場合に無償で補償してもらえる点検のことですが、10年目点検が最後の点検ということです。
瑕疵担保責任があるのは、住宅の基礎や柱などの構造耐力上、主要な部分や雨水の浸入を防止する部分のみですが、積水ハウスの場合、品確法による義務以上の保証やアフターメンテナンスをしてくれると思います。
積水ハウスの場合、窓のビート破損、クロスのヒビ、クロスの剥がれ、外壁のクラックなどは無料補修してくれます。
特に、窓のビートは大事でです。
ビートとは窓ガラスを押さえているゴムのことですが、このゴムが風化してくるとゴム自体の弾力性がなくなって途中で切れたり縮んでしまったりするからです。
そのまま放置すると、最悪、隙間が開いて熱が逃げてしまう…
そんな重要な補修内容ですから、特に無償修理の最終年でもある10年目点検時にしっかりと点検してもらうことをぜひお勧めします。
→ハウスメーカーのアフターサービス定期点検で重要なこと