平屋建ての間取りは、あまり込み入ったものにすると、どうしても壁が多くなってしまいます。
平面的な間取りづくりをしていると、図面の中にどうしても部屋が乱立してしまがちになり、当然、その部屋を仕切る壁もたくさん必要になってくるからです。
ある意味それは平屋の弱点でもあるわけなのです。
でも、注意したいのが通風への配慮です。
通風への配慮は、平屋建てづくりにおいて切っても切り離せないくらい重要なことだからです。
でも、壁が多くなると通風の妨げになり、風が通りにくくなってしまいますよね。
重要なことは、敷地の周辺環境を読むことです。
敷地内に平屋をどのようにして配置すれば、通風がうまく確保できるのか…
この平面計画をしっかりと検討することが重要です。
特に、風の通る道は、いくら入口が大きくても、出口が小さくなってしまっては十分な通風は期待できません。
通風をよくするためには、出口も入口と同じような大きさの窓がほしいところです。
そこで、平屋の間取りの中に通風を確保することのできるいい方法があります。
間取りの中心部分に中庭を設けることです。
そのほかにも、高窓や地窓を設けて風を通すこともいい方法だと思います。
いづれにしても、積水ハウスの設計担当者にいろんな間取りプランを考えてもらうことをおすすめします。