最近の新築一戸建ての家には、階段や廊下に人感センサーが取り付けられているケースが多くあります。
そんな人感センサーって一体どんなものなのかご存じですか?
実はこの人感センサーと似たもので、防犯センサーというものがあります。
泥棒などが不正な方法で玄関ドアや窓を開けたとき、それを警備会社や管理事務所に知らせるためのものです。
これに対し、人感センサーは日常生活をより便利にするために使われる設備なのです。
具体的に説明すると、人感センサーは、人が近づいたことを機械が察知して照明や換気扇のスイッチをONにしてくれるのです。
我が家の積水ハウスシャーウッドでも、新築時に玄関とトイレ照明を人感センサーにしました。
人がトイレから離れると自動的にスイッチをOFFにしてくれます。
この機能は日常生活でとても便利です。
人の動きを察知する仕組みはこうです。
まず、壁や天井に付けられたセンサーから赤外線が出され、人が帯びている静電気に反応して、スイッチのON・OFFを行うという仕組みです。
人感センサーの中には、赤外線と超音波のセンサーを組み合わたものあります。
このようなセンサーはなるべく誤作動をなくすようにつくられているタイプです。
でも、一般的な家庭で使用する分には、赤外線だけで十分だと思います。
実際、新築一戸建てに採用されている人感センサーのほとんどは赤外線方式だからです。
家の人感センサーについて説明ましたが、設置される場所で多いのは、やはり玄関部分です。
また、トイレや玄関以外にも、洗面所、階段に設置されることも多いようです。