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長期優良住宅のメリット

長期優良住宅のメリットとしては主に税金優遇があります。

長期優良住宅は劣化対策や耐震性など、住宅そのものを良質にさせ、性能を高めるために施された住宅です。

ですから、建築コストは一般的な住宅よりも高くなるデメリットがある反面、品質の良い住宅ストックとして将来にわたり残せる、という面から様々な優遇措置がはかられるメリットがあるのです。

メリット1  住宅ローン減税
平成21年度から適用される、住宅ローン減税では、一般住宅で500万円の最大控除が受けられます。
しかし、長期優良住宅の場合は、最大600万円までの控除があります。

メリット2 投資型減税
住宅ローンを組まないケースで長期優良住宅を取得する場合に適用されるのが、投資型減税です。
長期優良住宅にするための性能強化費用相当分の10%相当額がその年の所得税から控除されます。
この投資型減税は平成23年12月31日まで実施されます。

メリット3 各種税金の軽減
長期優良住宅の認定を取得すると住宅ローン減税のなどの他に、(不動産所得税)(登録免許税)(固定資産税)の負担も軽減されるのです。

「登録免許税」の保存登記費用は0.1%(一般は0.15%)なので評価額2,000万円の住宅であれば2万円(一般は3万円)。

「不動産取得税」は1,300万円を控除(一般は1,200万円)されるので、評価額2,000万円の場合2,000万円-1,300万円=700万円に税金(現在3%)がかかり、700万円×0.03=21万円(一般は800万円×0.03=24万円)。

「固定資産税」は5年目まで(一般は3年目まで)1/2軽減されるので、4~5年目の評価額2,000万円の場合2,000万円×1.4%(固定資産税率)=28万円の固定資産税が半分の14万円となり、4~5年目の2年間で28万円(一般の場合軽減措置がなくなるので2年間で56万円)。

メリット4 フラット50の創設
これは税金面での優遇措置ではないですが、民間金融機関が認定した長期優良住宅については最長で50年の住宅ローンをくめるということです。

メリット5 フラット35Sの拡充
長期優良住宅の取得支援制度(フラット35S)は、省エネルギー性、バリアフリー性、耐震性、耐久性・可変性のいずれか1つの基準を満たす住宅について、10年間金利を0.3%優遇するものです。

認定長期優良住宅では、この金利優遇(0.3%)が20年間に延長されます。

このように税金優遇の面で、長期優良住宅のメリットがあるのでぜひ活用したものですね。

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